元本保証

元本保証とそのリスク

世の中には元本保証をうたう金融商品はたくさんあります。

一般的には、銀行の「普通預金」や「定期預金」のように、運用期間にかかわらず、預け入れた元本の額が減らないことを【元本保証】と言っています。

同じようなケースで、銀行預金以外の金融商品でも、購入や投資に充てた額を下回らないと約束されているケースも、元本保証と言われています。

たとえば、個人向けの社債は、比較的安全とされ、元本保証に近いとされていますが、国の預金保険機構の対象外になります。

起債した企業の破たんが起こると、元本の一部または全額が無くなる恐れがあります。

銀行に預けた場合でも、1000万円までといった国の預金保険機構の対象でも、国が潰れた場合の保証はありません。

常に【安全性】と【収益性】は反比例するので、「どこまでリスクをとることができるのか?」が大きく収益を上げる際のカギとなります。

多くの日本国民は、「国が潰れることは無い」と考えているので、次の2つで運用している人が多いです。

@預金保険機構の保証の範囲で、金利が高い預け入れ先を探す

 ⇒ ネット銀行の定期預金

A個人向け国債の購入

 ⇒ 個人向け国債

ですが、安全と思われている元本保証にも、リスクがあることを知らないで預けている人も多いと思われます。

詳しくは、『元本保証に潜むリスク』のページをご覧ください。

次に、社債やMRFやMMFなど、金利が比較的高く、元本保証に近い、低リスク商品についても見ていきたいと思います。

安全性が高い金融商品

安全性が高く、定期預金や普通預金よりも金利が高く望める商品として『社債』『MRF』『MFF』があります。

それぞれを順番に見ていきます。

社債

社債は、会社が資金調達をするために、投資家などからの金銭の払込みと引き替えに発行(起債)する「債券」です。

馴染みがない人も多いとは思われますが、一般の人でも証券会社で購入することができます。
(一般個人投資家向けのものに限る)

定期預金や国債よりも金利が高いものが多く、1〜10年の満期ものが多いです。

その中で金利が高い人気の社債は、即日完売になるものもあります。

次にリスクについても見ておきます。

社債の最大のリスクはデフォルト、つまり倒産などによる債務不履行です。

ですから、満期の期日までに、その会社が大丈夫か、日本格付研究所(JCR)やスタンダード&プアーズ(S&P)などの格付け機関のHPで情報を得る必要があります。

償還期間とその間のデフォルトリスク、そしてリターンをどう捉えるかの判断ができる人におススメです。

また、途中解約ができない為、償還日までの期間の資金の流動性が失われること、そして、その間に金利が上がる場合のリスクも伴います。

MRF

MRFは、ざっくり言うと、証券会社における普通預金のようなものです。

証券会社に入金をすると証券総合口座で自動的にMRFを購入することになります。

厳密には投資信託の一種で、元本保証ではありませんが、MRFの投資対象は主に国債や社債など、金融商品の中でもかなり安定性の高い債券のみとなっており、非常に安全性が高いとされています。

ですが、安全性が高い分、リターンは少ないです。

銀行の普通預金より少しでも金利が高い運用先を探している人や、手元資金の流動性を持たせたい人に人気です。

MMF

『MRF』と非常に近い商品ですが、預けてから1ヶ月の間に出金すると手数料がかかってしまうのが『MMF』の特徴です。

その分『MRF』より利回りが良く、初めて投資信託を買う人におススメです。

こちらも元本保証ではありませんが、信用度が高い公社債およびコマーシャル・ペーパーを中心に投資し、元本の安全性に配慮している投資信託の一種です。



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