SBIハイブリッド預金とは?
お金に関して耳慣れない言葉を聞くと、誰でも身構えてしまうものです。
実際、『SBIハイブリッド預金』という名前だけでは、「怪しい金融商品?」、「何か手数料がかかる預金なのではないか?」など、思う人も多いはずです。
先に『SBIハイブリッド預金』の特徴を説明しておきますと、
・ 円普通預金である
・ 元本保証(預金保険制度の対象)である
・ 毎月利払いがある
・ SBI証券の取引に使える
・ 金利が高い!
・ 出金が自由にできる
以上のことがメリットとしてあります。
● 参照 ⇒ 2011年3月現在、SBIハイブリッド預金の金利は ・・・ 0.100
この金利は普通預金としては、ずば抜けて高く、大手の銀行の定期預金と比較をしても優位です。
たとえば、「三菱東京UFJ銀行」のスーパー定期預金5年と同じ金利になります。
現在の金利はコチラでご確認ください。
次に、利用・申し込み方法と、リスクについて見ていきます。
SBIハイブリッド預金の利用・申し込み方法
利用するにはまず、「住信SBIネット銀行」と「SBI証券」両方の口座を開設する必要があります。
両方の口座を開設後は、どちらから入金をしても『SBIハイブリッド預金』に資金を入れることができます。
住信SBIネット銀行への入金方法
入金にはATMを利用します。
「セブン銀行ATM」・「ゆうちょ銀行ATM」・「イーネットATM」・「ローソンATM」から手数料0(ゼロ)で入金が可能です。
また、手数料がかかりますが、他の金融機関からの振込むこともできます。
SBI証券への入金方法
SBI証券に入金する時は、「即時入金サービス」が便利です。
「住信SBIネット銀行」・「みずほ銀行」・「三菱東京UFJダイレクト」・「三井住友銀行」・「ジャパンネット銀行」・「セブン銀行」・「楽天銀行」以上の提携金融機関のネット決済サービスを利用することになります。
これを利用すれば、一度も現金を引き出すことなく、移し替えることができます。
また、これとは別に、銀行振り込みによる入金方法もあります。
SBIハイブリッド預金のリスク
「おいしい話には裏がある」はずなのですが、特筆するようなリスクはありません。
リスクだけみてみると、他の銀行の普通預金と変わりません。
ただし、不便なことはいくつかあります。
例えば、
@ 1000万円までしかペイオフの対象にならない。(他の金融機関と同様)
A 出金する際は、一度ネットで円普通預金に振り替えの手続きをしなければならない。
以上のことが挙げられます。
リスク(デメリット)が非常に少ないので、運用方法が決まっていないけど、遊ばせておくにはもったいないお金を持っている人には、魅力的な預金方法だと思われます。