学資保険とは?
子供が生まれたら、親や周りの親戚に学資保険などを勧められる人も多いのではないでしょうか?
今では、多くの保険会社から様々なタイプの保険が出ているので、どれを選べばいいのか?また、必要なのか?考える必要があります。
まず、学資保険(子ども保険)の特徴や、目的によって名前や呼び名が変わりますが、順を追って考えてみます。
@教育費の積立て目的
⇒祝い金や、給付金、一時金などの名目で、進学時や満期時に支払われる
A子供本人の保障目的
⇒ケガや病気の医療保険、他人への賠償責任(傷害)保険
B親の万が一の保障目的
⇒扶養者が亡くなった場合の教育資金の確保
主に上記の3点を考慮し、自分に必要かどうか、また商品の選択をすることになります。
反対に@が主な目的なら預貯金や積立貯金で十分な場合もあります。
またAの場合、他に保険に入っているなら、その中身や特約に同じタイプのものがあれば掛け金と保障の比較をしてみましょう。
そしてBの場合は、既に親が生命保険などに加入している場合は、その保障額が教育資金も含めて足りるかを検討することで、必要なのかがわかってきます。
ですから、世帯全体で先を見越して収入と支出を考え、「足りない分を積み立てる」、「不安な部分に保障をつける」ために学資保険を選ぶことになります。
学資保険の選ぶ際の注意点
いざ、どの商品か選ぶとなると種類の多さで迷うくらいですが、基本的な注意点だけは知っておくことが大切です。
@満期時に元本は返ってくるのか?
⇒保障充実型の場合、元本割れする場合も。
A中途解約のリスク
⇒急にお金が必要になることも考えられます。
B保険会社の倒産リスク
⇒強制的に契約条件が大幅に悪くなるケースもあります。
3つの注意点をあげましたが、これ以外にも契約内容はしっかり確認しなくてはいけません。
例えば、いつまで払っていつ満期になるのか?また、保険契約者か死亡した場合は育英年金が付いているのか、またいつまでか?など金額だけでなく時期についても細かく見ておく方が安心です。
ご覧になっている方は、ご自身の判断と責任でご利用いただきますようお願いいたします。